両側支柱型

足関節の動きをコントロールすることを目的とする装具です。
両側の金属支柱により強い制動力が得られます。
またストラップを用いると内反、外反の矯正をすることができます。
片側支柱型

支柱を片側だけにしたもので、両側支柱と比べて強度はやや落ちます。
子供や体重の軽い女性に用いられます。
鋼線支柱型

両側支柱の代わりに鋼線やピアノ線を用いたもので、支柱の弾力性によって足関節を背屈位に保持します。
支柱にピアノ線を用いているので軽量であり、主に下垂足に使用されます。
板バネ型

下腿後面グラスファイバー製または鋼製の支柱を取り付けたもので、その弾力より足関節を背屈位に補助します。
主にに下垂足に使用されます。
短下肢装具靴型付き

短下肢装具の足部に靴型を取り付けた装具で、足部の内反を矯正するためにストラップをつけたタイプです。
硬性(皮革製)

下腿部から足部を全体的に覆うコルセット型の装具です。
主に足関節の固定を目的とします。
軟性

下腿部と前足部をゴムバンドで結び、足部を吊り上げて背屈を補助する簡易的な装具です。
軟性

伸縮性の布地を足部から足首にクロスさせて巻きマジックバンドで固定するもので、主に軽度の下垂足に使用します。
短下肢装具(プラスチック製)軽量で装着が簡単!!

プラスチックが下腿後面にあるタイプで足関節を背屈位に保持します。
軽量で装着が簡単であり、主に下垂足に使用されます。

シューホン型装具を短くしたもので、後部はプラスチックで製作されており、主に軽度の下垂足に使用します。

プラスチック製の後方支柱型短下肢装具を下腿部と足部とに分割し、その間に足継手をつけたもので背屈フリー、底屈ストップの機能を持たせたものです。

下腿骨骨折の治療に用いられる装具でプラスチック製作されています。
下腿部を包み込み、周囲から軟部組織を圧迫することにより骨折部を、固定します。

下腿部から足部にかけてプラスチックでモールドされたもので、強度を増すために両側に支柱が取り付けられています。
足関節は完全固定であり夜間用装具としても使用します。

下腿部から足部にかけてプラスチックでモールドされたもので、足関節を固定します。
夜間用装具としても使用します。

プラスチックが下腿前面にあるタイプで足関節を背屈位に保持します。
踵部分が覆われていないので靴の着脱が容易に行えます。
軽量であり、脳卒中片麻痺による尖足や下垂足に使用されます。

プラスチック足継手が側方にあるので生理的足関節軸に近い動きをします。
下垂足、踵足、脳卒中片麻痺による下垂足に使用されます。

らせん状の支柱が下腿を一周するタイプであり、足関節の動きをコントロールします。
足部の外旋抑制や下垂足および外反足の矯正にも効果があります。

らせん状の支柱が下腿を半周するタイプであり、足関節の動きをコントロールします。
足部の内旋抑制や下垂足および内反足の矯正にも効果があります。
短下肢装具(PTB免荷)

膝蓋靱帯で体重を支持し、下腿や足部を免荷する装具です。
免荷をするために歩行あぶみを使用し、足部を床から浮かしています。
主に下腿骨骨折に使用します。

下腿全体をプラスチックで覆い、骨折部を周囲より包み込むタイプです。
膝蓋靱帯で体重を支持します。
また遊動の足継手をつけているので足関節は動かすことができます。
主に下腿骨骨折に使用する装具です。

膝蓋靱帯で体重を支持します。
全体がプラスチックで製作されていますので軽量です。
主に下腿骨骨折に使用する装具です。
短下肢装具(足関節用)

足関節の内、外反および底、背屈運動を制限、固定する支持性の強い装具です。
両側にプラスチック板が入り、前方は紐の編み上げ式になっており、足関節靱帯損傷に使用されます。

足関節の内、外反および底、背屈運動を制限、固定する装具で、内、外側および甲の部分にアルミ支柱が入り、編み上げ式で足関節靱帯損傷に使用されます。

足関節の内、外反運動を制限する装具で、内、外側にプラスチックの支持部がついています。
足関節靱帯損傷に使用されます。

サポーター式の固定装具で、内側と外側にプラスチックの支持部がつき、クロスベルトと共に足関節の内、外反を防止します。
足関節靱帯損傷に使用されます。

サポーター式の装具で、内側と外側にフレキシブルのステーが入っており、クロスベルトと共に足関節の内、外反を防止します。
比較的軽度な足関節靱帯損傷に使用されます。